マクロ経済スライドってなに?
皆さんはマクロ経済スライドという言葉を聞いたことがありますか?
公的年金制度においては、本来は、物価が上がったら、その分だけ年金額も上げることになっています。
そうしなければ、年金受給者の生活が苦しくなってしまうからです。
ところが、現在は、少子化と長寿化が進んだ分だけ、年金額の上昇を抑える仕組みが導入されいます。
これがマクロ経済スライドです。
先日、厚生労働省が発表した2023年の合計特殊出生率は1.20で、過去最低を更新しました。
少子化が進んでいるということは、年金の実質的な金額が下がって行くことを意味します。
「下がった分は自分でなんとかしてね」というのが国の基本スタンスです。
そして、その為に用意された制度がiDeCoとNISAです。
iDeCoとNISAが税制面でものすごく有利になっているのは、国から我々への「自分でしっかり準備しろよ!!」いうメッセージかもしれません。
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