＜＜＜以下はニュースレターの原文です＞＞＞

田中さんは25歳から45歳までの20年間、毎月3万円を積立投資。その後、45歳から65歳までの20年間は新たな資金は投入せずに、それまでに築いた資産を運用し続けました。

投資元本は3万円／月×12か月×20年＝720万円ですが、この間の利回りが6％/年だったなら、65歳のときの資産は4,588万円になります。

一方、鈴木さんは45歳から65歳までの20年間、毎月6万円を積立投資。

投資元本は6万円×12か月×20年＝1,440万円ですが、この間の利回りが6％/年だったとしても、65歳のときの資産は2,772万円にとどまります。

鈴木さんが積立てた元本は田中さんの2倍の金額なのに、65歳のときの資産は田中さんの方が1,816万円も多くなっています。

この違いをもたらしたのが複利の効果です！！

田中さんが積立を停止した45歳のときの資産は元利合計で1,386万円です。この1,368万円がその後20年間、6％／年の複利で運用されることで、3,202万円も殖えています。

この金額は、鈴木さんが同じ20年間に毎月6万円を積立して、6％／年で運用した成果である2,772万円を上回っています。

この事例から解るのは、資産を最大化するためには、少額でも良いから出来るだけ早く資産運用を始めて、出来るだけ長い間複利の効果を享受することが大切だということです。