資産形成はイチローをお手本に!?【2024年12月】
<<<以下はニュースレターの原文です>>>
11月18日、米国野球殿堂が2025年の野球殿堂入り候補者を発表しました。
その中にはイチローの名前があり、史上2人目の満票での殿堂入りが期待されています。
イチローのメジャーデビューから10年間の打率と安打数、そしてそれぞれの順位を確認すると次の通りです。
少し意外な気がしますが、イチローがメジャーで首位打者を獲得したのは2回です。
しかし、安打数では10年の内8年で首位となっており、首位ではない2年間も2位と3位という高順位です。
安打数=打席数×打率 ですから、イチローは自分より打率が高い選手がいても、よりも多く打席に立ち、見逃せばボールの球も果敢に打ちに行くことで、安打数においてはトップをほぼ独占していたことがわかります。
そして、この10年が礎となり、イチローは、プロ野球史上誰よりも多くのヒットを打った選手となりました。
イチローの長いキャリアは、資産形成の過程によく似ているなと感じます。
積み上げた安打数が「資産額」、打席数が「運用金額」、打率が「毎年のリターン」そしてキャリアの年数が「運用期間」です。
毎年のリターン(打率)が高いにこしたことはありませんが、常に自分の投資先のリターンが1番になるわけではありません。
リターン(打率)が重要であるのと同様に、運用金額(打席数)と運用期間(キャリア年数)も重要です。
各項目が、ご自身の目標資産額に対して十分な設定になっているか確認してみましょう!!
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