資産運用④ 経済成長ってなに?

資産運用①(株式ってなに?)では、株式を買って会社のオーナーになることで、会社の利益を自分のものにできることをお伝えしました。

資産運用②(株式投資のリスク)では、株価は、その会社の稼ぐ力で決まることをお伝えしました。

資産運用③(資本家になろう!!)では、会社の売上が成長するとき、社員(労働者)よりも株主(資本家)の方が、はるかに大きな恩恵を受けることをお伝えしました。

この3つの記事を通じてお伝えしたことを一言にまとめれば、「成長する会社の株を買って、会社の稼ぐ力、そして会社が成長する力を資本家として取り込めば、資産形成が大きく前進する」という極々当たり前のお話しになります。

しかし、数ある企業の中から創業当時のAmazonやアイフォン発売前のAppleのような急成長する企業を見つけ出すのは、至難の業です。

そこで、今回の記事では少し視点を変えて、個別の企業ではなく、世界経済全体の成長(=世界中の全ての企業の売上の合計の成長)について考えてみたいと思います。

企業の売上を決める1つ目の要素は、お客様の人数です。
お客様の人数が多ければ多いほど売上が上がります。
世界で商売する企業にとっては、世界の人口がお客様の人数です。
世界の人口は現在約77億人ですが、今後100億人を超えて増加する見込みです。
お客様の人数はまだまだ増えて行きます。

企業の売上を決める2つ目の要素は、お客様の所得です。
お客様の所得が高いほど、多くの商品を買ってくれたり、より高額な商品を買ってくれたりします。
世界の平均所得は1962年の483ドルから2019年の11,569ドルへと約24倍に成長しました(出典:世界銀行World Development Indicators)。
これは、先進国に比べて圧倒的に貧しかった新興国・途上国の所得が上がったためですが、それでも、世界の平均はまだ11,569ドルです。
今後も益々上昇することが予想されます。

企業の売上を決める3つ目の要素は、人々の欲求レベルです。
いくらお客様の人数(世界の人口)が増えて、お客様の所得(世界の平均所得)が増えても、皆が「必要な物は全て手に入れてしまって、もう欲しい物は何もない」ということになれば、企業の売上は上がりません。
しかし、企業のイノベーションが人々の欲求を刺激して、欲求レベルは上がり続けています。
例えば、
固定電話→携帯電話→スマートフォンと通信への欲求レベルが上がり、
機関車→新幹線→リニアモーターカーと移動手段への欲求レベルが上がり、
馬車→自動車→自動運転車と乗り物への欲求レベルが上がってきました。
もっと豊かに暮らしたい、もっと便利に暮らしたいという欲望がある限り、欲求レベルも上がって行きます。

世界中の全ての企業の売上の合計
=世界の人口 × 世界の平均所得 × 欲求レベル

ですから、3つの要素がどれも上昇して、それらが掛け合わされることで、世界の企業の売上はこれからさらに伸びることが予想されます。

ですから、Amazonやアップルのような会社の株をピンポイントで買うことが出来なくても、世界中の多くの企業に分散投資しておけば、それらの企業が売上を成長させ、利益を伸ばし、株主に恩恵をもたらしてくれる可能性が高いと言えます。

そして、そんな国際分散投資を少額から可能にするのが、投資信託という金融商品です。

投資信託に関する詳しいご説明はまた別の機会にお届けしますが、
是非、皆さんも投資信託を通じて世界の企業のオーナーとなり、それらの企業が稼ぐ力を自分のものにして、世界経済の成長の恩恵を自身の資産形成に活かしていただきたいと思います。

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